電気料金、2022年1月も大手全社で値上がり 止まらない電気料金の値上げの原因を分析 | EnergyShift

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電気料金、2022年1月も大手全社で値上がり 止まらない電気料金の値上げの原因を分析

電気料金、2022年1月も大手全社で値上がり 止まらない電気料金の値上げの原因を分析

2021年12月14日

来年2022年1月の電気料金が、大手電力会社すべてで値上がりする。全社で値上がりするのは5ヶ月連続で、東京や沖縄、中部、中国、東北の5電力会社では2021年1月と比べ1,000円以上値上がりしており、家計を直撃している。世界的な原油価格の高騰影響を受けた、火力発電の燃料であるLNG(液化天然ガス)の価格上昇が背景にある。2022年2月以降も値上がりする模様で、家計の負担は一層増しそうだ。

大手電力5社、1年間の値上げ幅1,000円以上

大手電力各社によると、値上がり幅は一般的な標準家庭で2021年12月と比べて10社中7社が100円を超えた

沖縄電力164円
中部電力153円
東京電力146円
中国電力140円
東北電力133円
関西電力107円
四国電力104円
北陸電力86円
九州電力85円
北海道電力78円

また大手10社のうち5社は、この1年で1,000円を超える電気料金の値上げとなっており、東京電力管内の一般的な標準家庭の電気料金は2021年1月と比べ1,314円上昇し、2022年1月に7,631円となる。沖縄電力は1,373円値上がりし8,298円に、中部電力は1,250円値上がりし、7,306円となる。大手電力10社すべてが過去5年でもっとも高い水準に達している

沖縄電力1,373円
東京電力1,314円
中部電力1,250円
中国電力1,136円
東北電力1,106円
四国電力905円
北海道電力880円
関西電力848円
北陸電力744円
九州電力645円

なぜ、電気料金の値上げは止まらないのか・・・次ページ

藤村朋弘
藤村朋弘

2009年より太陽光発電の取材活動に携わり、 その後、日本の電力システム改革や再生可能エネルギー全般まで、取材活動をひろげている。

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