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A.L.I. Technologies、企業の脱炭素化シフトへの支援サービス「zeroboard」 事業譲渡

A.L.I. Technologies、企業の脱炭素化シフトへの支援サービス「zeroboard」 事業譲渡

2021年09月22日

A.L.I. Technologiesは同社が運営するCO2排出量算出・可視化クラウドサービス「zeroboard(ゼロボード)」事業を9月21日付で株式会社ゼロボードに譲渡したと発表した。譲渡によって、企業がCO2削減計画を立てるために排出量の算出・把握ができるサービス拡大の機動力をさらにあげ、脱炭素化シフトへの支援に逸早く対応することが目的だという。

A.L.I.はAI搭載型ドローンをはじめエネルギー分野におけるシステム開発やコンサルティングを行う。今回、事業統括者であった渡慶次 道隆氏により、企業の脱炭素化や環境配慮型経営を支援する「zeroboard」事業がMBO(マネジメント・バイアウト)され、株式会社ゼロボードが新たに設立された。

「zeroboard」は、企業の脱炭素化をサポートするクラウドサービスとして2021年7月に開始。企業が必要事項を入力または設定するだけでCO2排出量を算出・可視化し、必要に応じてカーボン・オフセットまで行うことができるSaaS型脱炭素化プラットフォームだ。これにより煩雑だった算出方法から脱却し、企業の脱炭素化の加速が期待される。

一方、設立当時よりエアモビリティ社会実現を目指しているA.L.I.は空中域のプラットフォーム化を推進する事業にフォーカスを当て、移動のスピードアップ、インフラ維持のコスト削減、土地の有効活用や環境保全等の社会課題を解決する「空のインフラ産業」創造への取り組みを加速させる。

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EnergyShift編集部
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