毎度おなじみ、カーボンニュートラルや脱炭素の関連用語を、なぜか、しりとりで紹介していくコーナーです。月曜日、いくぜ。
昨日の日曜日は「ぐりーんにゅーでぃーる」。きょうは「る」です。
ルリカケス、鳥の名前です。みたことありますか? わたしはありません。瑠璃色の美しい羽を持つ鳥です。
奄美大島近辺だけに生息する、とても珍しい鳥です。もちろん、古くは多くいたのでしょうが、美しい羽を目当てに乱獲されたり、巣になる林が伐採されたり、林道の建設があったり、外来の捕食生物(マングースとか)によって、個体がすごく少なくなりました。
1921年には国の天然記念物に、1993年には国内希少野生動植物種にそれぞれ指定されていました。環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧種(絶滅危惧II類)に指定されていました。
しかし、なんとなんと、森林が少しずつ回復してきたこともあって、数が徐々に増えてきたようなので、2006年のレッドリストから除外され、さらに念入りに調査されて、2008年には国内希少野生動植物種からはずされました。
復活してきたのです。
しかし、その個体数はたった1,000匹(2008年調査)。つがい数も推定700つがいくらいといわれています。
たった1,000羽。1,000羽ですよ。
それでも着実に復活してきている。
なんだか、環境問題から少しずつ復活している、けれどまだまだ非常にか細い、自然の象徴のような気がしませんか。
今日の話しのオチはありません。ルリカケス、いつかそっとみてみたいと思っています。
明日は「す」です。火曜日の明日は「す」でお会いしましょう。
これまでのしりとり
しりとり
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りにゅーあぶるえなじー
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じぞくかのうせい
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いーろんますく
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くらいめいと
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とくべつこうあつ
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つんどら
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らるでれろ
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ろはす
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すいそ
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そーらーしぇありんぐ
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ぐりーんにゅーでぃーる
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るりかけす
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