こんにちは。はじめての方ははじめまして。カーボンニュートラル、脱炭素の用語だけでしりとりを毎日するコーナーです。用語について、日本一わかりやすく解説もしていますよ。
昨日は「ちちゅうねつりよう:地中熱利用」だったので、今日は「う」です。さっそく行ってみましょう。
うみです。海。シー。海がなぜ脱炭素用語かって?
二酸化炭素は空気中にあることはもちろんご存知ですよね。 CO2ってやつです。この二酸化炭素、実は海の中にも溶け込んでいるのです。それも、空気中よりももっとたくさん。
海中の二酸化炭素は、空気中よりも50倍から60倍あるとみられています。とてつもない量です。そして、海中深くに溜まっています。
自然の二酸化炭素吸収装置、といえるかもしれません。人間の活動ででたCO2の3割から5割を、海が回収しているという研究もあります。
じゃあ大丈夫じゃん。まだCO2出してもいいんじゃね? とはいかないのが世の常です。
海は温度が低い方がよく二酸化炭素を吸収できるということがわかっています。ということは、空気中の二酸化炭素が多くなり、温暖化が進むと海の二酸化炭素吸収もどんどん弱くなるのです。そして、もちろんいつかは「もうこれ以上吸収できへんよ」ということにもなるでしょう。
さらに、海の二酸化炭素が増えていくと酸化も進みます(海洋酸性化といいます)。そうなったら海の生き物にも影響がでるのです。
なので、やっぱり脱炭素だいじ、なんですね。
海は見ているだけで心が落ち着きます。いつか船旅に出たいなぁ。水素燃料の船ならいいかなぁ。
明日は「み」です。土日も更新しています。明日もしりとりでお会いしましょう。
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