今日もやってきました、しりとりの時間です。カーボンニュートラルしばりで、やわらかく解説もしております。
昨日は「たいようでんち」でした。今日は「ち」ですね。まだまだ余裕があるぞ、と。
本日のことばは「地中熱利用」です。いわゆる「地熱、地熱発電」とはちがいますので、ちょっと気をつけてください。
何が違うのか? 地熱、とは火山など「地熱資源」の蒸気などをつかってタービンを回し、発電します(ラルデレロ、おぼえていますか)。
地中熱とは、そうした温泉とか火山とかには関係ないものです。
実は、夏でも冬でも、暑かったり寒かったりするのは地面(地表)だけなんです。夏、地下にいるとひやっとしませんか。あれです。
地面から10メートルほど地下では、灼熱の8月でも息も凍る2月でも、一定の温度が保たれているのです。
日本でいうと、九州南部だと20℃くらい、東京や大阪は17℃くらい、北海道は10℃くらい(地下10メートルの場合)。
この熱(温度)を利用して、夏は冷房に、冬は暖房に使うというアイデアが、地中熱利用です。電気を使うよりもっと脱炭素。
住んでいる場所の熱利用も脱炭素には大きな要素です。こうした自然の仕組みをうまく使うことが脱炭素にもつながっていくという好例でしょう。
東京名物、東京スカイツリーにも地中熱が使われているんですって。冷暖房のエネルギー消費量がほぼ半分になるんだとか!すげえ。
今日もEnergyShiftに来ていただきありがとうございます。脱炭素系ニュースが最近多すぎてうれしい悲鳴をあげております。
明日は「う」です。「う」でお会いしましょう!
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