andBeyond アフリカで唯一の「国際星空保護区」内、ナミビア砂漠に佇むエコ・ラクシャリーリゾート | EnergyShift

脱炭素を面白く

EnergyShift(エナジーシフト)

andBeyond アフリカで唯一の「国際星空保護区」内、ナミビア砂漠に佇むエコ・ラクシャリーリゾート

andBeyond アフリカで唯一の「国際星空保護区」内、ナミビア砂漠に佇むエコ・ラクシャリーリゾート

2021/06/12

前回は、インド洋に浮かぶ島の奥深いジャングルに囲まれた「バブル・ロッジ」をご紹介したが、6回目の舞台は打って変わってアフリカ大陸の左下に広がるナミビア砂漠。地球への負担を最小限に、麗しく佇む「andBeyond Sossusvlei Desert Lodge/アンドビヨンド・ソススフレイ・デザート・ロッジ」が展開する“心に刺さる”エコロジカルに迫ります。

連載:世界のエコ・リゾート

アフリカ唯一のダークスカイリザーブで驚異的な星空体験を

ダークスカイリザーブという言葉をご存じだろうか? 日本語では「国際星空保護区」。700平方キロメートル以上の面積を持つ公有地・私有地において、自然保護、及び化学的、教育的、文化的目的のため、暗く光害のない環境と美しい星空が保たれている地域のことである。

世界中で16の地域が、このダークスカイリザーブに指定されているが、残念ながら日本はゼロ。その下のレベルで、世界85地域が指定されている“ダークスカイパーク”であれば、西表石垣国立公園と神津島の2地域がランクインしている。

アンドビヨンド・ソススフレイ・デザート・ロッジは、広大なアフリカ大陸のなかにあって唯一のダークスカイリザーブ地域に佇む、全11室オールスイートのプール付きサファリロッジだ。

ナミブランド自然保護区でもあるこの地は見渡す限りの美しい砂漠と山に覆われ、意外にも多くの個性的な野生動物と114種もの鳥類が棲み、ココア、オレンジ、黄金、黄褐色など、砂漠でしかお目にかかれない、刻々と変化する大地がおりなす天然色のショーを満喫することができる。

ロッジの壁のほとんどはガラスで作られ、ベッドルームの天井には星空保護区ならではの満天の星空を望むことが出来る天窓が備わっており、昼夜問わず滞在中に全身で受け止める広大な自然は、宇宙に浮かぶプラネットとしての地球を思わずにはいられないスケール感に満ちている。

「この世界のより良い場所を次の世代に残してゆく」旅のかたち

アフリカに14地域、アジアに5地域、南米では4地域の全75コミュニティで、30年に亘って持続可能、且つ究極のラグジュアリーを追求した“冒険としての旅”を提供し続けている「アンドビヨンド」。ここには世界中から普通の旅では飽き足らない、よりワイルドで洗練された、刺激に満ちた体験を求めてやってくる旅人たちを満足させる特別な体験がラインナップされている。

たとえばインドで、ベンガルトラや一角サイなど8種の絶滅危惧種の野生動物を見つけにゆく13日の旅、また、タンザニアからケニアまでヌーやシマウマなど100万匹以上の草食動物が川を越えて大移動する様を、豪華なキャンプごと移動して追いかける一週間の旅など、個人では到底実行不可能なラクシャリー・アドベンチャーばかりだ。

しかしその目的は、単にゲストが存分に大自然と触れ合えるというだけでない。アンドビヨンドのコンセプトの芯には、常にゲストに“参加型”の体験を提供しながら、その土地と野生動物、そして現地に暮らす人々への配慮が息づいており、「この世界のより良い場所を次の世代に残してゆく」という熱い思いと夢が込められている。

それは即ち、普通では叶わない特別で究極な旅の造成によって、より利回りの高い観光を生み出し、それを通じて国際資本を集めて現地への貢献として落としこみ活用させるという利益の分配を意味している。たとえば、農村コミュニティの有機栽培への補助や、家畜の過剰放牧によって棲み処を追われた、かつてその地域に生息していたすべての大型哺乳類達を元居た場所に戻す事業、また、合計で2,000㎞もの海岸線をゴミや廃棄物から保護する取り組み等々、壮大にして思慮深い計画に基づいたものだ。

つまり、アンドビヨンドによる本格的でカスタマイズされた旅をすれば、すべてのゲストは「この世界をより良い場所に残す」という彼らの夢を一緒にサポートすることができる仕組みとなっているのだ。

その先へと繋がる、時の試練に耐えうる持続可能な体験の記憶

ソススフレイ・デザート・ロッジでは、全11室の屋根すべてにソーラーパネルを置き、各室独立した太陽熱温水システムを完備。水自体も中水リサイクルシステムや雨水貯留タンクを太陽光エネルギーによって作動し、ロッジ全体で月にして約10万リットルもの水を生成している。飲み水もウォーターボトリングプラントを設営しペットボトルを排除、ストローはもちろん紙か再利用可能な金属性で、地球にかける負担を最小限におさえた滞在が可能だ。

そうして夜になれば、ロッジ内に毎晩常駐する天文学者の案内と共に、ダークスカイリザーブ内ならではの澄みきった夜空を見上げ、驚異的な星々の輝きに圧倒されながら、たった一つの“我々の惑星”に思いを馳せるという体験に身を委ねることができる。

アンドビヨンドが世界各地で30年に亘って展開する、こうした取り組みによる効果は、この旅に参加することで必然的に生じる短期的で物理的なことでは終わらず、人々の心にまで有意義な違いをもたらすようにと考えられている。直接体験した鮮烈な記憶は、時の試練に耐えうる持続可能なものとして、全ての旅人の心と、その後の行動にまで影響を与えてゆく。ロッジ名の“andBeyond”も、即ち「その先へ」と確かに繋がっていって欲しいという想いが込められたものなのだろう。

旅する自由が戻ったら、「この世界のより良い場所を次の世代に残す」夢のサポートを体験しに、ぜひこの究極のロッジまで出かけてみてはいかがだろう?

小川直美
小川直美

株式会社afterFIT クリエイティブ・ディレクター 過去○十年、文藝春秋勤務。 週刊誌のファッション&ライフスタイル・ディレクター、旅行誌アドバタイジング・エディター、雑誌マーケティング、文藝誌編集等、多岐に亘る雑誌メディア業に従事。 心の本業はダンサー。