2020年4月24日、世界中でデジタル気候ストライキ(Global Climate Strike Online:日本では「デジタル気候マーチ」)が行われる。これは、世界中で行われた「グローバル気候ストライキ」のオンライン版にあたるものだ。
日本でのグローバル気候マーチは、2019年9月20日(金)の第1回、2019年11月29日(金)には第2回が行われた。今回は新型コロナウイルスの影響を受け、世界中でデジタルアクション=デジタル気候ストライキに移行した。
オンラインでのFridaysForFutureの様子
はじまりはグレタ・トゥーンベリさんだ。今では日本でも広く知られることになった「気候のための学校ストライキ」は2018年の夏にはじまった。世界各地で広まるFridaysForFutureを経て、その拡大版であるグローバル気候ストライキが行われた。その第1回は世界中で400万人が参加。9月23日に行われた国連気候行動サミット2019にも影響を与えた。11月29日に行われたストライキでは世界で200万人が参加した(主催者発表)。
今回日本で行われるイベントはすべてオンラインで行われる。主なイベントは次の通り。
- ドキュメンタリー映画「Signs from Nature 気候変動と日本」1日限定公開
- デジタルストライキ on Instagram
- 17時に一斉にハッシュタグ「#気候も危機」をツイートするツイートマーチ
- デジタル気候マーチ全国中継
- ドローダウン・イニシアティブ:地球温暖化逆転のための100の方策ワークショップ
ほかにも日本全国の支部それぞれでオンラインイベントやワークショップが企画されている。詳しくは下記を参照していただきたい。
グローバル気候マーチの日本語版ウェブサイト
FridaysForFutureジャパン
また、今年はEarth Day(4月22日)の50周年ということで、それに連動したイベントも世界中で行われ、盛り上がりを見せている。
(Text:小森 岳史)