毎度おなじみ、日本一わかりやすく脱炭素の用語を片っぱしから紹介するコーナーです。なぜか、しりとりで。
昨日の「きたほんれんけい(北本連系)」、すこし業界用語でした。何業界かというと、電力業界ですね。今日の「い」は、また少し違う業界用語ですが、一般名詞にもなってきている最近注目のことばです。
何業界用語なのか。経済界ですね。投資とか、そういうことに興味がある方は聞いたことがあるのではないでしょうか。
ESG。お察しの通り、略語です。Environment(環境)、Social(社会)、Governance(ガバナンス)の頭文字でESG。
おや、ひとつだけカタカナがありますね。ガバナンス。これは、企業の体制のことですね。どういう組織(企業)になっているのか、どういうふうに意思決定されているのか。
このESG。ことばは最近(2000年代)ごろから聞かれていますが、考え方はもっと古く、その源流は1700年代まで遡るといわれています。
平たく言うと、企業に投資をするときの指標です。この企業は長く成長できるか、を投資家はもちろん重要視します。その「長続き」の部分は、広く社会に同影響を及ぼすか、に関連しています。
たとえば、とても急成長する会社があっても、その会社が社会(たとえば環境)を壊して成長するのであれば、その企業の成長は長続きしない、ということです。
この社会( )には、環境、働き方、多様性、などなど、いろいろなことばが入ります。つまり、企業の成長は社会との関わりに深く関わっている、という、言われてみれば当たり前のことをもう一度確認しましょう、ということですね。
そして現在の環境問題。これが最近、ぐぐぐっとクローズアップされてきました。ですので、最初に「E=環境」がつくようになったのです。
このESG、大事なことをもう一つだけ。これは「非財務情報」といわれます。つまり、銭勘定では見えにくい、のですね。
大切なものは、目に見えないんだよ。と言ったのは星の王子様でした。
明日は「じ」でお会いしましょう。いい春の日をお過ごしください。
*EnergyShiftの「ESG」関連記事はこちら。
これまでのしりとり
しりとり
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