毎度おなじみ、脱炭素用語集しりとりです。日本一わかりやすく、毎日毎日、用語解説をしています。
昨日は「ぷらねたりーばうんだりー」でしたので、今日は「り」です。さっそく参りましょう。
リチウム。今ではリチウムイオン電池ですっかりおなじみになりました。リチウムをめぐる国家の争い、なんてこともいわれるようになりました。たいへんです。
では、リチウムとはなんぞや。なんでしょうね。
ご存知の通り、リチウムとは、元素の名前です。水兵リーベぼくの舟、の「り」ですね。Liと書きます。
リチウムは、金属です。すべての金属元素の中で、一番軽いのです。リチウム単体だと、水に浮きます。今から200年ほど昔に発見されました。リチウムは、それだけでごろっと転がっているものではなく、岩石のなかに混じっているものです。そこからリチウムだけをとり出して使うのです。
発見されたものの、あまり使い道はありませんでした。戦時中に一時よく使われるようになりましたが、その後は斜陽で、一時は鉱山が閉まったりもしましたが、2000年前後に採掘量が激増します。電池をはじめとする、産業にうまく使えることがわかったからです。
どこで取れるかというと、南米のチリが一番多く、次が中国、チェコ、オーストラリアの順で埋蔵量が多いとされています。海にも混じっています。岩の中にあるだけではなく、塩水湖(塩辛い湖)が干上がったあとでもとれます。
リチウムは、金属の中でもイオンになりやすいので、電池材料としては最適なのですね。イオンについては、また改めて。
ほかにも、ガラスの添加剤、耐熱陶器、一部の薬品としても使われています。単体で使われることはまずありません。何かの合金や配合されたものの中に、ちょこっといれることでその性質を発揮することができるものです。
脱炭素的にはやはりリチウムイオン電池ですね。ノーベル賞もとったし。リチウム空気電池なども開発されています。一方で、リチウム以外の電池も研究されています。安全でいい電池ができるといいなぁ。
元素記号表をぼーっと眺めると、なんだか不思議な気持ちになります。性質とか数式を知らなくても、ほんとにこれだけでできてるのかぁ? って思いますね。
明日は「む」です。「む」でお会いしましょう。
これまでのしりとり
しりとり
↓
りにゅーあぶるえなじー
↓
じぞくかのうせい
↓
いーろんますく
↓
くらいめいと
↓
とくべつこうあつ
↓
つんどら
↓
らるでれろ
↓
ろはす
↓
すいそ
↓
そーらーしぇありんぐ
↓
ぐりーんにゅーでぃーる
↓
るりかけす
↓
すまーとめーたー
↓
たいようでんち
↓
ちちゅうねつりよう
↓
うみ
↓
みどりむし
↓
しーでぃーぴー
↓
ぴーぴーえー
↓
えねき
↓
きたほんれんけい
↓
いーえすじー
↓
じーえいちじー
↓
じおぱーく
↓
くうきでんち
↓
ちさんちしょう
↓
うぃんどふぁーむ
↓
むうるがい
↓
いぶき
↓
きこうしなりお
↓
おおあめ
↓
めたんがす
↓
すてらまっかーとにー
↓
にほんおろしでんりょくとりひきしょ
↓
しょうえね
↓
ねっとぜろ
↓
ろかぼ
↓
ぼるけーの
↓
のっくす
↓
すまーとしてぃ
↓
てぃーしーえふでぃー
↓
でぃすくろーじゃー
↓
じゃくでんき
↓
きどるいげんそ
↓
そうでんもう
↓
うっどちっぷ
↓
ぷらねたりーばうんだりー
↓
りちうむ
↓
?
脱炭素用語集の最新記事