ちゃいな(チャイナ):日本一わかりやすい脱炭素用語解説しりとり | EnergyShift

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ちゃいな(チャイナ):日本一わかりやすい脱炭素用語解説しりとり

ちゃいな(チャイナ):日本一わかりやすい脱炭素用語解説しりとり

こんにちは。カーボンニュートラル関連用語を毎日紹介していく連載です。暑いんですけど。

しりとりでやっています。昨日は「フライデーズ・フォー・フューチャー」でした。今日は「ちゃ」です。

ちゃいな(チャイナ・中国)

ちゃ、でチャイナ、中国です。国名シリーズ。

基本情報をいくつか。中国は、世界で最大の二酸化炭素排出国です。2018年の数字ですと、世界の28.4%が中国。2位がアメリカ、14.7%、3位はインド6.9%、4位ロシア4.7%ときて、5位は日本3.2%。335億トンの28.4%ですから、ええと、95億トンですね。

中国は発電量も世界最大です。2020年の発電量は7兆4,200億kWhで増加中。そして、これらの多くが石炭火力発電によるものです。

昨年、2020年の9月に中国のカーボンニュートラルの方針が発表されました。まずは、二酸化炭素の排出量ピークを2030年よりも前に達成すること。そして、同じく2030年までの目標で、GDPあたりの二酸化炭素排出量を2005年比で65%以上削減すること。1次エネルギー消費量に占める非化石燃料の割合を25%程度にし、太陽光、風力発電を12億kWh以上にすること。

そして、長期的には2060年より前にカーボンニュートラルを実現すること、です。

ちょっとまってください。太陽光、風力発電を1,200GW、これはなかなかの目標です。いまは535GWなので、倍以上です。あと9年で。

そのためには山ひとつ砂漠ひとつ全部を太陽光パネルにするくらいの勢いじゃないとできないのでは。でも、それをやってしまうのが中国です。世界最大の砂漠集中型太陽光発電は中国にあり、パネルの枚数17万枚、敷地面積120万平方メートル、設備容量は69.03MWだそうですよ。どこまでいっても太陽光パネル・・・。

送電網への投資も織り込み済みです。国内電力網へ今後5年間で8,960億ドルを投資するとか。

水素バスも走ります。EVも量産体制です。中国、現在カボニューまっしぐらなのです。

冒頭に書いた二酸化炭素排出量。国別ではなく、一人当たりが出す二酸化炭素排出量で換算すると、中国6.7トン/人、アメリカ14.6トン/人、日本8.9トン/人と順位が逆転するとか。このあたり、考え込んでしまいますね。

しりとりは続きます。明日は「な」。では今日も、よい一日でありますように。ではでは。

 

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