りさいくる(リサイクル):毎日連載!日本一わかりやすい脱炭素用語解説しりとり 第123語 | EnergyShift

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りさいくる(リサイクル):毎日連載!日本一わかりやすい脱炭素用語解説しりとり 第123語

りさいくる(リサイクル):毎日連載!日本一わかりやすい脱炭素用語解説しりとり 第123語

こんにちは。脱炭素しりとりです。みじかめにみじかめに。これも省エネです(ちがう)。

しりとりで毎日脱炭素用語を紹介しています。昨日は「雷」の解説でした。今日は「り」。

りさいくる(リサイクル)

言葉の意味はみなさんよくご存じだと思います。Re-cycleで、もういちどサイクルにいれる。この場合のサイクルは消費経済のサイクルですね。簡単にいうと、簡単に捨ててしまわない、ということです。

リサイクルは環境活動の中でかなり日本には浸透してきていますね。リデュース、リユーズ、リサイクルのR三兄弟のひとりです。

実にさまざまな製品のリサイクルがありますが、今日はその中でもいま、世界でアツイリサイクルを紹介しましょう。それは、バッテリーのリサイクルです。

サイクル劣化、をご存知でしょうか。バッテリーが充電と放電を繰り返すと、満充電されなくなります。古いiPhoneのバッテリーの減りが早くなるという、あれにも影響しています。Appleでは化学的経年劣化、といっています。

EVのバッテリーも同じで、化学的経年劣化、サイクル劣化が起こります。満充電できなくなり、航続距離にも影響がでます。なので、バッテリーを取り換えたりする必要も出てきます。バッテリー交換には費用もかかるので、新車に変えたりもします。

では、そうした劣化したバッテリーはどうなるのでしょうか。世界中がEVになろうとしているいま、これは非常に大きな問題です。もともと、バッテリーにはレアな金属が使われており、その金属採掘にも限りがある、または豊富にサイクルすることが困難な材料もあります。

なので、バッテリーのリサイクルは非常に大きな問題であると同時に、非常に注目を集めています(ビジネス的にも)。

ちょうどいまいま、EVのバッテリーをどうリサイクルするのか、どうやるのが一番効率的なのか、回収・再生方法を世界各社が競っています。そして、統一規格もでてきつつあります。 

リユースという手もあります。EVとしてはもう使えないけど、別の用途ならまだ使える、ということです。

バイデン政権もバッテリーリサイクルを強化するという話もあったり、カナダをはじめ世界各国でバッテリーリサイクルベンチャーも立ち上がっています。

バッテリーリサイクルにも、脱炭素の開発競争がやってきているのです。

バッテリーリサイクルの重要性は、循環型経済(サーキュラーエコノミー)に直結しています。いままでだったら作っておしまい、はもうできない。特にEVのバッテリーのような、存在そのものが循環型経済(社会)のためにあるものが、循環型でないなんて、矛盾してしまいますから。

ということで、しりとりは続きます。明日は「る」。よい日曜日をお過ごしください。

ひとつまえのしりとり(雷)

 

これまでのしりとり

しりとり

りにゅーあぶるえなじー(リニューアブルエナジー)

じぞくかのうせい(持続可能性)

いーろんますく(イーロン・マスク)

くらいめいと(Climate)

とくべつこうあつ(特別高圧)

つんどら(ツンドラ)

らるでれろ(ラルデレロ)

ろはす(ロハス)

すいそ(水素)

そーらーしぇありんぐ(ソーラーシェアリング)

ぐりーんにゅーでぃーる(グリーン・ニューディール)

るりかけす(ルリカケス)

すまーとめーたー(スマートメーター)

たいようでんち(太陽電池)

ちちゅうねつりよう(地中熱利用)

うみ(海)

みどりむし(ミドリムシ)

しーでぃーぴー(CDP)

ぴーぴーえー(PPA)

えねき(エネルギー基本計画)

きたほんれんけい(北本連系)

いーえすじー(ESG)

じーえいちじー(GHG)

じおぱーく(ジオパーク)

くうきでんち(空気電池)

ちさんちしょう(地産地消)

うぃんどふぁーむ(ウィンドファーム)

むうるがい(ムール貝)

いぶき(いぶき)

きこうしなりお(気候シナリオ)

おおあめ(大雨)

めたんがす(メタンガス)

すてらまっかーとにー(ステラ・マッカートニー)

にほんおろしでんりょくとりひきしょ(日本卸電力取引所)

しょうえね(省エネ)

ねっとぜろ(ネットゼロ)

ろかぼ(ロカボ)

ぼるけーの(ボルケーノ)

のっくす(ノックス)

すまーとしてぃ(スマートシティ)

てぃーしーえふでぃー(TCFD)

でぃすくろーじゃー(ディスクロージャー)

じゃくでんき(弱電気)

きどるいげんそ(希土類元素)

そうでんもう(送電網)

うっどちっぷ(ウッドチップ)

ぷらねたりーばうんだりー(プラネタリーバウンダリー)

りちうむ(リチウム)

むでんちゅうか(無電柱化)

かーぼんふっとぷりんと(カーボンフットプリント)

とくていきぼでんきじぎょうしゃ(特定規模電気事業者)

しゃち(シャチ)

ちちゅうかい(地中海)

いーぴーひゃく(EP100)

くうこう(空港)

うぇっとらんど(ウェットランド)

どうくつ(洞窟)

つゆ(梅雨)

ゆーぶい(UV)

いたりあ(イタリア)

あいぴーしーしー(IPCC )

しろくま(シロクマ)

まいくろぐりっど(マイクログリッド)

どんぐり(ドングリ)

りとう(離島)

うるぐあい(ウルグアイ)

いぬいっと(イヌイット)

とうやこ(洞爺湖)

こじぇね(コジェネ)

ねったいや(熱帯夜)

やねうえ(屋根上)

えすびーてぃー(SBT)

てぃーしーあーるいー(TCRE)

いんたーなしょなる・えなじー・えーじぇんしー(IEA)

しーしーえす(CCS)

すきー(スキー)

きこうへんどうわくぐみじょうやく(気候変動枠組条約)

くーらー(クーラー)

らにーにゃげんしょう(ラニーニャ現象)

うみがめ(ウミガメ)

めんてなんす(メンテナンス)

すこーぷ(スコープ)

ぷらぐいんはいぶりっど(プラグインハイブリッド)

どいつ(ドイツ)

ついったー(Twitter)

たくそう(託送)

うんゆ(運輸)

ゆねっぷ(UNEP)

ぷらちな(プラチナ)

なんきょく(南極)

くも(雲)

も(藻)

もんすーんきこう(モンスーン気候)

うちゅうたいようこうはつでんしすてむ(宇宙太陽光発電システム)

むていでんでんげんそうち(無停電電源装置)

ちり(チリ)

りお・さみっと(リオ・サミット)

とらっく(トラック)

くじら(クジラ)

らいふ・さいくる・あせすめんと(ライフ・サイクル・アセスメント)

とれーさびりてぃ(トレーサビリティ)

てぃーりーふ(ティーリーフ)

ふらいでーずふぉーふゅーちゃー(フライデーズ・フォー・フューチャー)

ちゃいな(チャイナ)

なさ(NASA)

さーきゅらーえこのみー(サーキュラーエコノミー)

みっく・じゃがー(ミック・ジャガー)

がいぶこすと(外部コスト)

となかい(トナカイ)

いぎりす(イギリス)

すまーとぐりっど(スマートグリッド)

どうろ(道路)

ろさんぜるす(ロサンゼルス)

すまほ(スマホ)

ほっかい(北海)

いんど(インド)

どう(銅)

うなぎ(ウナギ)

ぎたー(ギター)

たくそのみー(タクソノミー)

みなみあふりか(南アフリカ)

かみなり(雷)

りさいくる(リサイクル)

脱炭素関連用語しりとり
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カーボンニュートラル、脱炭素関連の用語を、日本一わかりやすく、しかもしりとりで、毎日紹介していきます。毎日だいたい11時に公開します。

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