こんにちは。脱炭素しりとりです。みじかめにみじかめに。これも省エネです(ちがう)。
しりとりで毎日脱炭素用語を紹介しています。昨日は「雷」の解説でした。今日は「り」。
言葉の意味はみなさんよくご存じだと思います。Re-cycleで、もういちどサイクルにいれる。この場合のサイクルは消費経済のサイクルですね。簡単にいうと、簡単に捨ててしまわない、ということです。
リサイクルは環境活動の中でかなり日本には浸透してきていますね。リデュース、リユーズ、リサイクルのR三兄弟のひとりです。
実にさまざまな製品のリサイクルがありますが、今日はその中でもいま、世界でアツイリサイクルを紹介しましょう。それは、バッテリーのリサイクルです。
サイクル劣化、をご存知でしょうか。バッテリーが充電と放電を繰り返すと、満充電されなくなります。古いiPhoneのバッテリーの減りが早くなるという、あれにも影響しています。Appleでは化学的経年劣化、といっています。
EVのバッテリーも同じで、化学的経年劣化、サイクル劣化が起こります。満充電できなくなり、航続距離にも影響がでます。なので、バッテリーを取り換えたりする必要も出てきます。バッテリー交換には費用もかかるので、新車に変えたりもします。
では、そうした劣化したバッテリーはどうなるのでしょうか。世界中がEVになろうとしているいま、これは非常に大きな問題です。もともと、バッテリーにはレアな金属が使われており、その金属採掘にも限りがある、または豊富にサイクルすることが困難な材料もあります。
なので、バッテリーのリサイクルは非常に大きな問題であると同時に、非常に注目を集めています(ビジネス的にも)。
ちょうどいまいま、EVのバッテリーをどうリサイクルするのか、どうやるのが一番効率的なのか、回収・再生方法を世界各社が競っています。そして、統一規格もでてきつつあります。
リユースという手もあります。EVとしてはもう使えないけど、別の用途ならまだ使える、ということです。
バイデン政権もバッテリーリサイクルを強化するという話もあったり、カナダをはじめ世界各国でバッテリーリサイクルベンチャーも立ち上がっています。
バッテリーリサイクルにも、脱炭素の開発競争がやってきているのです。
バッテリーリサイクルの重要性は、循環型経済(サーキュラーエコノミー)に直結しています。いままでだったら作っておしまい、はもうできない。特にEVのバッテリーのような、存在そのものが循環型経済(社会)のためにあるものが、循環型でないなんて、矛盾してしまいますから。
ということで、しりとりは続きます。明日は「る」。よい日曜日をお過ごしください。
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