みなさんこんにちは。脱炭素関連の言葉を毎日ひとつずつ紹介しています。脱炭素、どうでしょう。どうでしょう、っていわれても。
しりとりでやっています。昨日は「トラッキング」でしたので、今日は「ぐ」。いってみよう!
Googleですね。あまり説明はいらないと思います。今や検索だけに収まらないなんでも屋の大将です。
そのGoogleも率先して脱炭素の取り組みをしています。いま世界中の企業が、カーボンニュートラル(CO2排出量を「実質」ゼロにする)を2040年だ、いや、わしゃ2030年だ、なんの、2025年だという目標をたてていますが、Googleの目標は何年なのか。
2007年。Googleは2007年にカーボンニュートラルを達成しています。過去かーーーい! Googleは自社の電力量をカーボンオフセットで相殺し、2007年にカーボンニュートラルを実現しました。
では、年間の電力使用量をすべて再エネにする、いわゆる100%再エネはいつ達成するんでしょうか。答えは、2017年。また過去なんかーーーい! Googleは自社の年間電力量に相当する再エネをすでに購入しています。
しかし、Googleはそんなことでは満足しないのでありました。これまでの施策は、本当の二酸化炭素ゼロではありません。つまり、カーボンオフセット(他からカーボンクレジット(排出権購入)を購入して自社の排出量を相殺する)では、自社としては気候変動には対応できるけれども、地球のどこかでは排出されていることになる。
再エネ100%はもう少し複雑です。Googleでは年間電力量に相当する再エネは購入している。それは確かです。でも、やはり電力使用のピーク時間などの対応では再エネだけでは難しいということのようです。ピークとピークでないときのことを考えた、24時間365日すべてで再エネのみ、カーボン本当にまったくゼロ、ではないと。
では、Googleですらその24時間365日混じりっけなしのカーボンまったくゼロ、カーボンフリーは実現できないのでしょうか。しかも、世界中で。できます。やります。Googleではその目標を2030年に設定しています。未来きた!
Googleは世界中に拠点を持ち、世界中に増え続ける巨大データセンターをかなりの数持っています。それらすべてを、排出権も買わず、24時間いつでもどこでもカーボンフリーにすることが本当にできるのでしょうか。
そのための技術開発をGoogleは非常に力を入れてやっています。先日話題になった次世代地熱発電の活用もそのひとつ。また、次世代蓄電技術の開発やよりエネルギー効率のよいデータセンターの構築などを通じて、今まで電力使用のピークが山ぼこのようにあったのを、うまく馴らすようにし、ピークを押さえ込み、24時間カーボンフリーを推し進めています。
2030年といってもあと9年ほど。早く実現するとよいですねー。
Googleは自動運転の車、Waymoでも注目です。いろんな次世代技術てんこ盛りでたいへんだろうけど楽しそうですね。今はGoogleは親会社であるアルファベットの子会社になっています。それで、アルファベットの子会社にはいろんなカーボンニュートラル関連の開発子会社やプロジェクトがいっぱいあって、Waymoもそのひとつです。
しりとりは続きます。明日は「る」。ではよい一日をお過ごしください。
これまでのしりとり
しりとり
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りにゅーあぶるえなじー(リニューアブルエナジー)
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じぞくかのうせい(持続可能性)
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いーろんますく(イーロン・マスク)
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くらいめいと(Climate)
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とくべつこうあつ(特別高圧)
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つんどら(ツンドラ)
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らるでれろ(ラルデレロ)
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ろはす(ロハス)
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すいそ(水素)
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そーらーしぇありんぐ(ソーラーシェアリング)
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ぐりーんにゅーでぃーる(グリーン・ニューディール)
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るりかけす(ルリカケス)
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すまーとめーたー(スマートメーター)
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たいようでんち(太陽電池)
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ちちゅうねつりよう(地中熱利用)
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うみ(海)
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みどりむし(ミドリムシ)
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しーでぃーぴー(CDP)
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ぴーぴーえー(PPA)
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えねき(エネルギー基本計画)
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きたほんれんけい(北本連系)
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いーえすじー(ESG)
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じーえいちじー(GHG)
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じおぱーく(ジオパーク)
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くうきでんち(空気電池)
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ちさんちしょう(地産地消)
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うぃんどふぁーむ(ウィンドファーム)
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むうるがい(ムール貝)
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いぶき(いぶき)
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きこうしなりお(気候シナリオ)
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おおあめ(大雨)
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めたんがす(メタンガス)
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すてらまっかーとにー(ステラ・マッカートニー)
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にほんおろしでんりょくとりひきしょ(日本卸電力取引所)
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しょうえね(省エネ)
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ねっとぜろ(ネットゼロ)
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ろかぼ(ロカボ)
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ぼるけーの(ボルケーノ)
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のっくす(ノックス)
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すまーとしてぃ(スマートシティ)
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てぃーしーえふでぃー(TCFD)
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でぃすくろーじゃー(ディスクロージャー)
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じゃくでんき(弱電気)
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きどるいげんそ(希土類元素)
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そうでんもう(送電網)
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うっどちっぷ(ウッドチップ)
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ぷらねたりーばうんだりー(プラネタリーバウンダリー)
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りちうむ(リチウム)
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むでんちゅうか(無電柱化)
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かーぼんふっとぷりんと(カーボンフットプリント)
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とくていきぼでんきじぎょうしゃ(特定規模電気事業者)
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しゃち(シャチ)
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ちちゅうかい(地中海)
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いーぴーひゃく(EP100)
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てぃーしーあーるいー(TCRE)
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とれーさびりてぃ(トレーサビリティ)
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てぃーりーふ(ティーリーフ)
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ふらいでーずふぉーふゅーちゃー(フライデーズ・フォー・フューチャー)
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がいぶこすと(外部コスト)
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となかい(トナカイ)
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すまーとぐりっど(スマートグリッド)
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どうろ(道路)
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ろさんぜるす(ロサンゼルス)
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すまほ(スマホ)
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ほっかい(北海)
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いんど(インド)
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どう(銅)
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うなぎ(ウナギ)
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ぎたー(ギター)
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たくそのみー(タクソノミー)
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みなみあふりか(南アフリカ)
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かみなり(雷)
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りさいくる(リサイクル)
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るーまにあ(ルーマニア)
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あーるいーひゃく(RE100)
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くまのみ(クマノミ)
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みずでんかい(水電解)
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いんたーなしょなる・りにゅーあぶる・えなじー・えーじぇんしー(IRENA)
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しーおーつー(CO2)
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つばる(ツバル)
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るーべんでんち(ルーベン電池)
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ちきゅうおんだんか(地球温暖化)
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かーぼん・おふせっと(カーボン・オフセット)
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とらっきんぐ(トラッキング)
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ぐーぐる(Google)
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