ぷれっじ（Pledge）：毎日連載！日本一わかりやすい脱炭素用語解説しりとり　第140語

お暑うございます。そちらの夏はいかがですか。日本一わかりやすく脱炭素用語を毎日紹介していますよ。

しりとりもやってます。昨日は「ギガトンギャップ」でしたので、今日は「ぷ」はじまりのことばをご紹介。

ぷれっじ（Pledge）

なんじゃこれ感がすごいですが、まあきいてください。これは日本語にすると「誓約」、誓いとか約束とか、通常の約束とは段違いのもっと厳しい取り決めという意味です。

2019年、Amazonとアメリカの慈善団体Global Optimismは共同で「Climate Pledge」を設立しました。気候変動に関する誓約、という意味ですね。

その内容は、温室効果ガスの定期的な測定と報告、再エネ、材料の削減、効率改善などでパリ協定に沿った脱炭素戦略の実施、2040年までのネットゼロ、の３つです。これを誓ったわけです。

設立当時、Amazonのジェフ・ベゾスさんは「年に100億以上の商品を提供するAmazonのような、物理的なインフラを抱える企業が、パリ協定を10年前倒しで実現できるとすれば、どんな企業でもそれが可能だ」と述べました。

この誓約はAmazon一社だけではありません。同じ誓約をしようと企業に呼びかけ、それに応えた企業が、今では112社にまでなりました。VISAやユニリーバ、コカコーラなどの大企業が多くを占めています。メルセデス・ベンツのような企業もいます。

こうした一企業（といってもAmazonは巨大ですが）がはじめた世界の企業を巻き込む取り組みはなかなかユニークです。一社だけで世界の気候変動に対応するのは難しいですから。また、CDPなどの団体に入るのではなく、自ら団体を立ち上げた点も注目です。パリ協定よりも10年前倒し、ということを重視しているのでしょうか。

しかし、誓約、という言葉は「絶対やるぞ」感がすごいです。ウェブページの企業一覧も、それぞれの企業名にマウスを当てると指紋押印のデザインがでて、必死感が演出されています。

なんてったって、誓約ですからね。

Amazonは労働問題などもいろいろありますが、そうした巨大企業でも気候変動は大問題です。異常気象で物流が止まるとアウトということもあるのでしょう。

ということで、しりとりは続きます。明日は「じ」。よい一日をお過ごしください。ではでは。

←ひとつまえのしりとり（ギガトンギャップ）

これまでのしりとり

しりとり
↓
りにゅーあぶるえなじー（リニューアブルエナジー）
↓
じぞくかのうせい（持続可能性）
↓
いーろんますく（イーロン・マスク）
↓
くらいめいと（Climate）
↓
とくべつこうあつ（特別高圧）
↓
つんどら（ツンドラ）
↓
らるでれろ（ラルデレロ）
↓
ろはす（ロハス）
↓
すいそ（水素）
↓
そーらーしぇありんぐ（ソーラーシェアリング）
↓
ぐりーんにゅーでぃーる（グリーン・ニューディール）
↓
るりかけす（ルリカケス）
↓
すまーとめーたー（スマートメーター）
↓
たいようでんち（太陽電池）
↓
ちちゅうねつりよう（地中熱利用）
↓
うみ（海）
↓
みどりむし（ミドリムシ）
↓
しーでぃーぴー（CDP）
↓
ぴーぴーえー（PPA）
↓
えねき（エネルギー基本計画）
↓
きたほんれんけい（北本連系）
↓
いーえすじー（ESG）
↓
じーえいちじー（GHG）
↓
じおぱーく（ジオパーク）
↓
くうきでんち（空気電池）
↓
ちさんちしょう（地産地消）
↓
うぃんどふぁーむ（ウィンドファーム）
↓
むうるがい（ムール貝）
↓
いぶき（いぶき）
↓
きこうしなりお（気候シナリオ）
↓
おおあめ（大雨）
↓
めたんがす（メタンガス）
↓
すてらまっかーとにー（ステラ・マッカートニー）
↓
にほんおろしでんりょくとりひきしょ（日本卸電力取引所）
↓
しょうえね（省エネ）
↓
ねっとぜろ（ネットゼロ）
↓
ろかぼ（ロカボ）
↓
ぼるけーの（ボルケーノ）
↓
のっくす（ノックス）
↓
すまーとしてぃ（スマートシティ）
↓
てぃーしーえふでぃー（TCFD）
↓
でぃすくろーじゃー（ディスクロージャー）
↓
じゃくでんき（弱電気）
↓
きどるいげんそ（希土類元素）
↓
そうでんもう（送電網）
↓
うっどちっぷ（ウッドチップ）
↓
ぷらねたりーばうんだりー（プラネタリーバウンダリー）
↓
りちうむ（リチウム）
↓
むでんちゅうか（無電柱化）
↓
かーぼんふっとぷりんと（カーボンフットプリント）
↓
とくていきぼでんきじぎょうしゃ（特定規模電気事業者）
↓
しゃち（シャチ）
↓
ちちゅうかい（地中海）
↓
いーぴーひゃく（EP100）
↓
くうこう（空港）
↓
うぇっとらんど（ウェットランド）
↓
どうくつ（洞窟）
↓
つゆ（梅雨）
↓
ゆーぶい（UV）
↓
いたりあ（イタリア）
↓
あいぴーしーしー（IPCC ）
↓
しろくま（シロクマ）
↓
まいくろぐりっど（マイクログリッド）
↓
どんぐり（ドングリ）
↓
りとう（離島）
↓
うるぐあい（ウルグアイ）
↓
いぬいっと（イヌイット）
↓
とうやこ（洞爺湖）
↓
こじぇね（コジェネ）
↓
ねったいや（熱帯夜）
↓
やねうえ（屋根上）
↓
えすびーてぃー（SBT）
↓
てぃーしーあーるいー（TCRE）
↓
いんたーなしょなる・えなじー・えーじぇんしー（IEA）
↓
しーしーえす（CCS）
↓
すきー（スキー）
↓
きこうへんどうわくぐみじょうやく（気候変動枠組条約）
↓
くーらー（クーラー）
↓
らにーにゃげんしょう（ラニーニャ現象）
↓
うみがめ（ウミガメ）
↓
めんてなんす（メンテナンス）
↓
すこーぷ（スコープ）
↓
ぷらぐいんはいぶりっど（プラグインハイブリッド）
↓
どいつ（ドイツ）
↓
ついったー（Twitter）
↓
たくそう（託送）
↓
うんゆ（運輸）
↓
ゆねっぷ（UNEP）
↓
ぷらちな（プラチナ）
↓
なんきょく（南極）
↓
くも（雲）
↓
も（藻）
↓
もんすーんきこう（モンスーン気候）
↓
うちゅうたいようこうはつでんしすてむ（宇宙太陽光発電システム）
↓
むていでんでんげんそうち（無停電電源装置）
↓
ちり（チリ）
↓
りお・さみっと（リオ・サミット）
↓
とらっく（トラック）
↓
くじら（クジラ）
↓
らいふ・さいくる・あせすめんと（ライフ・サイクル・アセスメント）
↓
とれーさびりてぃ（トレーサビリティ）
↓
てぃーりーふ（ティーリーフ）
↓
ふらいでーずふぉーふゅーちゃー（フライデーズ・フォー・フューチャー）
↓
ちゃいな（チャイナ）
↓
なさ（NASA）
↓
さーきゅらーえこのみー（サーキュラーエコノミー）
↓
みっく・じゃがー（ミック・ジャガー）
↓
がいぶこすと（外部コスト）
↓
となかい（トナカイ）
↓
いぎりす（イギリス）
↓
すまーとぐりっど（スマートグリッド）
↓
どうろ（道路）
↓
ろさんぜるす（ロサンゼルス）
↓
すまほ（スマホ）
↓
ほっかい（北海）
↓
いんど（インド）
↓
どう（銅）
↓
うなぎ（ウナギ）
↓
ぎたー（ギター）
↓
たくそのみー（タクソノミー）
↓
みなみあふりか（南アフリカ）
↓
かみなり（雷）
↓
りさいくる（リサイクル）
↓
るーまにあ（ルーマニア）
↓
あーるいーひゃく（RE100）
↓
くまのみ（クマノミ）
↓
みずでんかい（水電解）
↓
いんたーなしょなる・りにゅーあぶる・えなじー・えーじぇんしー（IRENA）
↓
しーおーつー（CO2）
↓
つばる（ツバル）
↓
るーべんでんち（ルーベン電池）
↓
ちきゅうおんだんか（地球温暖化）
↓
かーぼん・おふせっと（カーボン・オフセット）
↓
とらっきんぐ（トラッキング）
↓
ぐーぐる（Google）
↓
るのー（ルノー）
↓
のうち（農地）
↓
ちいきえねるぎー（地域エネルギー）
↓
ぎがとんぎゃっぷ（ギガトンギャップ）
↓
ぷれっじ（Pledge）
↓
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