じーえいちじーぷろとこる(GHGプロトコル):毎日連載!日本一わかりやすい脱炭素用語解説しりとり 第141語 | EnergyShift

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じーえいちじーぷろとこる(GHGプロトコル):毎日連載!日本一わかりやすい脱炭素用語解説しりとり 第141語

じーえいちじーぷろとこる(GHGプロトコル):毎日連載!日本一わかりやすい脱炭素用語解説しりとり 第141語

暑いぜ!脱炭素用語だぜ!こう暑いとたまらないぜ! 脱炭素の用語を紹介していますが、暑くて困ります。暑いのは苦手です。

しりとりだぜ!昨日は「プレッジ(Pledge)」でしたので、今日は「じ」。

じーえいちじーぷろとこる(GHGプロトコル)

GHGは、グリーンハウスガス、つまり、温室効果ガスですよね。では、そのプロトコルってなんなのか。プロトコルとは、規格、約束事、仕様、とかいう意味です。通信プロトコルってありますよね。ネットにつなげるときの規格、仕様、手順、そうした意味です。

では、温室効果ガスの規格とは何か。つまりは、温室効果ガス排出量を考えるときの規格であり、仕様です。

みんながみんな、ばらばらに温室効果ガスの量、算定式、そうしたものを勝手に決めたり使ったりしたら収拾がつかなくなります。なので、統一規格が必要なのです。

GHGプロトコルは、世界資源研究所(WRI)と持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)という二つの団体が1998年に提案し、はじまりました。今では世界中の国、企業、自治体、NGOなどの非国家アクターなどが温室効果ガスの算出方式として使っています。

2016年にはCDPに回答したフォーチューン500企業の92%がこのGHGプロトコルを直接、またはそれに基づいたプログラムを間接的に使っているといいます。

具体的には、よく聞くスコープ1、スコープ2、スコープ3というやつですね。それぞれに算出します。そのなかで一番厄介なのが、スコープ3です。GHGプロトコルをはじめたWRI/WBCSDでさえも、この算出方法には苦労しています。誰かにとってのスコープ3は誰かにとってのスコープ1かもしれないからです。

それでスコープ3については、アプローチを少々変えようとしています。一企業で考えるのではなく、より広い範囲で、包括的にすることで透明性をあげられないかというものです。そのためのプロジェクトも立ち上がりました。

算出方法は何をするにしてもベースとなるものなので、修正しつつ最適化を目指すことが大事です。

算出方法、つまりはモノサシですね。この用語集も定義をできるだけ明らかにしようと(紹介はゆるいですが)していますが、定義やモノサシが狂うと何もできません。

しりとりは続くぜ!明日は「る」です。暑い日が続きますが、ご自愛ください。ではでは。

ひとつまえのしりとり(プレッジ)

 

これまでのしりとり

しりとり

りにゅーあぶるえなじー(リニューアブルエナジー)

じぞくかのうせい(持続可能性)

いーろんますく(イーロン・マスク)

くらいめいと(Climate)

とくべつこうあつ(特別高圧)

つんどら(ツンドラ)

らるでれろ(ラルデレロ)

ろはす(ロハス)

すいそ(水素)

そーらーしぇありんぐ(ソーラーシェアリング)

ぐりーんにゅーでぃーる(グリーン・ニューディール)

るりかけす(ルリカケス)

すまーとめーたー(スマートメーター)

たいようでんち(太陽電池)

ちちゅうねつりよう(地中熱利用)

うみ(海)

みどりむし(ミドリムシ)

しーでぃーぴー(CDP)

ぴーぴーえー(PPA)

えねき(エネルギー基本計画)

きたほんれんけい(北本連系)

いーえすじー(ESG)

じーえいちじー(GHG)

じおぱーく(ジオパーク)

くうきでんち(空気電池)

ちさんちしょう(地産地消)

うぃんどふぁーむ(ウィンドファーム)

むうるがい(ムール貝)

いぶき(いぶき)

きこうしなりお(気候シナリオ)

おおあめ(大雨)

めたんがす(メタンガス)

すてらまっかーとにー(ステラ・マッカートニー)

にほんおろしでんりょくとりひきしょ(日本卸電力取引所)

しょうえね(省エネ)

ねっとぜろ(ネットゼロ)

ろかぼ(ロカボ)

ぼるけーの(ボルケーノ)

のっくす(ノックス)

すまーとしてぃ(スマートシティ)

てぃーしーえふでぃー(TCFD)

でぃすくろーじゃー(ディスクロージャー)

じゃくでんき(弱電気)

きどるいげんそ(希土類元素)

そうでんもう(送電網)

うっどちっぷ(ウッドチップ)

ぷらねたりーばうんだりー(プラネタリーバウンダリー)

りちうむ(リチウム)

むでんちゅうか(無電柱化)

かーぼんふっとぷりんと(カーボンフットプリント)

とくていきぼでんきじぎょうしゃ(特定規模電気事業者)

しゃち(シャチ)

ちちゅうかい(地中海)

いーぴーひゃく(EP100)

くうこう(空港)

うぇっとらんど(ウェットランド)

どうくつ(洞窟)

つゆ(梅雨)

ゆーぶい(UV)

いたりあ(イタリア)

あいぴーしーしー(IPCC )

しろくま(シロクマ)

まいくろぐりっど(マイクログリッド)

どんぐり(ドングリ)

りとう(離島)

うるぐあい(ウルグアイ)

いぬいっと(イヌイット)

とうやこ(洞爺湖)

こじぇね(コジェネ)

ねったいや(熱帯夜)

やねうえ(屋根上)

えすびーてぃー(SBT)

てぃーしーあーるいー(TCRE)

いんたーなしょなる・えなじー・えーじぇんしー(IEA)

しーしーえす(CCS)

すきー(スキー)

きこうへんどうわくぐみじょうやく(気候変動枠組条約)

くーらー(クーラー)

らにーにゃげんしょう(ラニーニャ現象)

うみがめ(ウミガメ)

めんてなんす(メンテナンス)

すこーぷ(スコープ)

ぷらぐいんはいぶりっど(プラグインハイブリッド)

どいつ(ドイツ)

ついったー(Twitter)

たくそう(託送)

うんゆ(運輸)

ゆねっぷ(UNEP)

ぷらちな(プラチナ)

なんきょく(南極)

くも(雲)

も(藻)

もんすーんきこう(モンスーン気候)

うちゅうたいようこうはつでんしすてむ(宇宙太陽光発電システム)

むていでんでんげんそうち(無停電電源装置)

ちり(チリ)

りお・さみっと(リオ・サミット)

とらっく(トラック)

くじら(クジラ)

らいふ・さいくる・あせすめんと(ライフ・サイクル・アセスメント)

とれーさびりてぃ(トレーサビリティ)

てぃーりーふ(ティーリーフ)

ふらいでーずふぉーふゅーちゃー(フライデーズ・フォー・フューチャー)

ちゃいな(チャイナ)

なさ(NASA)

さーきゅらーえこのみー(サーキュラーエコノミー)

みっく・じゃがー(ミック・ジャガー)

がいぶこすと(外部コスト)

となかい(トナカイ)

いぎりす(イギリス)

すまーとぐりっど(スマートグリッド)

どうろ(道路)

ろさんぜるす(ロサンゼルス)

すまほ(スマホ)

ほっかい(北海)

いんど(インド)

どう(銅)

うなぎ(ウナギ)

ぎたー(ギター)

たくそのみー(タクソノミー)

みなみあふりか(南アフリカ)

かみなり(雷)

りさいくる(リサイクル)

るーまにあ(ルーマニア)

あーるいーひゃく(RE100)

くまのみ(クマノミ)

みずでんかい(水電解)

いんたーなしょなる・りにゅーあぶる・えなじー・えーじぇんしー(IRENA)

しーおーつー(CO2)

つばる(ツバル)

るーべんでんち(ルーベン電池)

ちきゅうおんだんか(地球温暖化)

かーぼん・おふせっと(カーボン・オフセット)

とらっきんぐ(トラッキング)

ぐーぐる(Google)

るのー(ルノー)

のうち(農地)

ちいきえねるぎー(地域エネルギー)

ぎがとんぎゃっぷ(ギガトンギャップ)

ぷれっじ(Pledge)

じーえいちじーぷろとこる(GHGプロトコル)

脱炭素関連用語しりとり
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カーボンニュートラル、脱炭素関連の用語を、日本一わかりやすく、しかもしりとりで、毎日紹介していきます。毎日だいたい11時に公開します。

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