うすいぐりーんらべる(薄いグリーンラベル):毎日連載!日本一わかりやすい脱炭素用語解説しりとり 第237語 | EnergyShift

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うすいぐりーんらべる(薄いグリーンラベル):毎日連載!日本一わかりやすい脱炭素用語解説しりとり 第237語

うすいぐりーんらべる(薄いグリーンラベル):毎日連載!日本一わかりやすい脱炭素用語解説しりとり 第237語

こんにちは。脱炭素関連用語を毎日紹介してます。今日も元気にいってみましょう。

しりとり、やっています。昨日は「同時同量」でしたので、今日は「う」。

うすいぐりーんらべる(薄いグリーンラベル)

はい。これだけだとまったくわかりませんね。ビールじゃないです。投資、資産運用の用語です。それも、最近でてきたことばです。

資産運用会社や機関投資家などの投資先は、近年明らかに脱炭素に向かっています。気候変動を抑制しないと資産に気候変動リスクによる悪影響が出ることや、政府が公的な資金援助を脱炭素産業に大規模におこなっていることなどが主な理由です。石炭に投資するより、再エネに、ということですね。

そのためにはその資産運用や投資が、本当に気候変動リスクを減らしているのかどうか、外部からみて正当かどうかがみえないといけません。これがうまくできていないと、グリーンのふりをするグリーンウォッシュと見なされる危険すらあります。

そこで、TCFDをはじめ、さまざまな開示基準があり、ルールができています。

その中に、EUで今年の3月に施行された規則があります。「サステナビリティに関する情報開示を運輸機関やUCITS管理会社等に対して義務づける規則」といいます。長い。英語にすると短くて、Sustainable Finance Disclosure Regulationといいます。略してSFDR。むっちゃ短くなりました(UCITS:譲渡可能証券の集団投資事業)。

で、この新規則の中で、運用機関などは組織や個々の金融商品など、細かくひとつひとつの情報開示が必要になり、たいへんな思いで作業しています。ここでは、それぞれの金融商品を「通常の投資」「薄いグリーン」「濃いグリーン」というラベルわけをしなくてはいけません。

このラベル、たとえばESGを考えているのか、サステナビリティを投資するプロセスに組み込んでいると、規則の8条に適応していて「薄いグリーンラベル」に、やっとなります。次に9条の規則はもっと狭まってきて、金融商品自体が社会課題の解決に向けて設計されていて、目的に合致していて、社会にインパクトがある場合には「濃いグリーンラベル」になります。

通常の投資では気にしなくていいかというとそんなことはなくて、サステナビリティ情報の開示、または非開示の理由の説明を求められています。

通常の大手資産運用はほとんど薄いグリーンラベルなのが現状ですが、今後は、より濃いグリーンラベルにシフトしていくことが求められているということです。

EUの最新の基準を少し紹介しました。こうした開示基準は、米国や中国も同じ。世界基準でのグリーンのルールが作られている中、日本にもこうした基準に準拠するだけでなく、ルール作りから参加できることが求められていますが、現状はなかなか難しいようです。うむー。

しりとりは続きます。明日は「る」。それでは、よい一日をお過ごしください。

ひとつまえのしりとり(同時同量)

 

これまでのしりとり

しりとり

りにゅーあぶるえなじー(リニューアブルエナジー)

じぞくかのうせい(持続可能性)

いーろんますく(イーロン・マスク)

くらいめいと(Climate)

とくべつこうあつ(特別高圧)

つんどら(ツンドラ)

らるでれろ(ラルデレロ)

ろはす(ロハス)

すいそ(水素)

そーらーしぇありんぐ(ソーラーシェアリング)

ぐりーんにゅーでぃーる(グリーン・ニューディール)

るりかけす(ルリカケス)

すまーとめーたー(スマートメーター)

たいようでんち(太陽電池)

ちちゅうねつりよう(地中熱利用)

うみ(海)

みどりむし(ミドリムシ)

しーでぃーぴー(CDP)

ぴーぴーえー(PPA)

えねき(エネルギー基本計画)

きたほんれんけい(北本連系)

いーえすじー(ESG)

じーえいちじー(GHG)

じおぱーく(ジオパーク)

くうきでんち(空気電池)

ちさんちしょう(地産地消)

うぃんどふぁーむ(ウィンドファーム)

むうるがい(ムール貝)

いぶき(いぶき)

きこうしなりお(気候シナリオ)

おおあめ(大雨)

めたんがす(メタンガス)

すてらまっかーとにー(ステラ・マッカートニー)

にほんおろしでんりょくとりひきしょ(日本卸電力取引所)

しょうえね(省エネ)

ねっとぜろ(ネットゼロ)

ろかぼ(ロカボ)

ぼるけーの(ボルケーノ)

のっくす(ノックス)

すまーとしてぃ(スマートシティ)

てぃーしーえふでぃー(TCFD)

でぃすくろーじゃー(ディスクロージャー)

じゃくでんき(弱電気)

きどるいげんそ(希土類元素)

そうでんもう(送電網)

うっどちっぷ(ウッドチップ)

ぷらねたりーばうんだりー(プラネタリーバウンダリー)

りちうむ(リチウム)

むでんちゅうか(無電柱化)

かーぼんふっとぷりんと(カーボンフットプリント)

とくていきぼでんきじぎょうしゃ(特定規模電気事業者)

しゃち(シャチ)

ちちゅうかい(地中海)

いーぴーひゃく(EP100)

くうこう(空港)

うぇっとらんど(ウェットランド)

どうくつ(洞窟)

つゆ(梅雨)

ゆーぶい(UV)

いたりあ(イタリア)

あいぴーしーしー(IPCC )

しろくま(シロクマ)

まいくろぐりっど(マイクログリッド)

どんぐり(ドングリ)

りとう(離島)

うるぐあい(ウルグアイ)

いぬいっと(イヌイット)

とうやこ(洞爺湖)

こじぇね(コジェネ)

ねったいや(熱帯夜)

やねうえ(屋根上)

えすびーてぃー(SBT)

てぃーしーあーるいー(TCRE)

いんたーなしょなる・えなじー・えーじぇんしー(IEA)

しーしーえす(CCS)

すきー(スキー)

きこうへんどうわくぐみじょうやく(気候変動枠組条約)

くーらー(クーラー)

らにーにゃげんしょう(ラニーニャ現象)

うみがめ(ウミガメ)

めんてなんす(メンテナンス)

すこーぷ(スコープ)

ぷらぐいんはいぶりっど(プラグインハイブリッド)

どいつ(ドイツ)

ついったー(Twitter)

たくそう(託送)

うんゆ(運輸)

ゆねっぷ(UNEP)

ぷらちな(プラチナ)

なんきょく(南極)

くも(雲)

も(藻)

もんすーんきこう(モンスーン気候)

うちゅうたいようこうはつでんしすてむ(宇宙太陽光発電システム)

むていでんでんげんそうち(無停電電源装置)

ちり(チリ)

りお・さみっと(リオ・サミット)

とらっく(トラック)

くじら(クジラ)

らいふ・さいくる・あせすめんと(ライフ・サイクル・アセスメント)

とれーさびりてぃ(トレーサビリティ)

てぃーりーふ(ティーリーフ)

ふらいでーずふぉーふゅーちゃー(フライデーズ・フォー・フューチャー)

ちゃいな(チャイナ)

なさ(NASA)

さーきゅらーえこのみー(サーキュラーエコノミー)

みっく・じゃがー(ミック・ジャガー)

がいぶこすと(外部コスト)

となかい(トナカイ)

いぎりす(イギリス)

すまーとぐりっど(スマートグリッド)

どうろ(道路)

ろさんぜるす(ロサンゼルス)

すまほ(スマホ)

ほっかい(北海)

いんど(インド)

どう(銅)

うなぎ(ウナギ)

ぎたー(ギター)

たくそのみー(タクソノミー)

みなみあふりか(南アフリカ)

かみなり(雷)

りさいくる(リサイクル)

るーまにあ(ルーマニア)

あーるいーひゃく(RE100)

くまのみ(クマノミ)

みずでんかい(水電解)

いんたーなしょなる・りにゅーあぶる・えなじー・えーじぇんしー(IRENA)

しーおーつー(CO2)

つばる(ツバル)

るーべんでんち(ルーベン電池)

ちきゅうおんだんか(地球温暖化)

かーぼん・おふせっと(カーボン・オフセット)

とらっきんぐ(トラッキング)

ぐーぐる(Google)

るのー(ルノー)

のうち(農地)

ちいきえねるぎー(地域エネルギー)

ぎがとんぎゃっぷ(ギガトンギャップ)

ぷれっじ(Pledge)

じーえいちじーぷろとこる(GHGプロトコル)

るてにうむ(ルテニウム)

むぎ(麦)

ぎりしゃ(ギリシャ)

しゃかいてきせきにんとうし(社会的責任投資)

しりか(シリカ)

かんきょうあせすめんと(環境アセスメント)

とらくたー(トラクター)

たいが(タイガ)

がそりんすたんど(ガソリンスタンド)

どーは(ドーハ)

はいしゅつけんとりひき(排出権取引)

きこうのかなりあ(気候のカナリア)

あぐりげーたー(アグリゲーター)

たてもの(たてもの)

のるうぇー(ノルウェー)

うぇあ(ウェア)

あっぷさいくる(アップサイクル)

るねさすえれくとろにくす(ルネサスエレクトロニクス)

すろーらいふ(スローライフ)

ふようど(腐葉土)

どっく(ドック)

くろいもり(黒い森)

りでゅーす(リデュース)

すなはま(砂浜)

まーす(MaaS)

すたーばっくすこーひー(スターバックスコーヒー)

ひーとあいらんど(ヒートアイランド)

どばい(ドバイ)

いちじえねるぎー(一次エネルギー)

ぎんこう(銀行)

うつくしいむら(美しい村)

らっぷらんど(ラップランド)

どじょうたんそ(土壌炭素)

そーらーぱねる(ソーラーパネル)

るふとはんざ(ルフトハンザ)

ざとうくじら(ザトウクジラ)

らんぷ(ランプ)

ぷらいむしじょう(プライム市場)

うーばー(ウーバー)

ばいおます(バイオマス)

すいそじどうしゃ(水素自動車)

しゃねつ(遮熱)

つばめ(つばめ)

めきしこ(メキシコ)

こっぷ26(COP26)

くらいめーと・とらんじしょん・ふぁいなんす(クライメート・トランジション・ファイナンス)

すまーとはうす(スマートハウス)

すけーと(スケート)

としけいかく(都市計画)

くろえ(クロエ)

えすでぃーじーず(SDGs)

ずぶろっか(ズブロッカ)

かいすいおんど(海水温度)

どろーんぎじゅつ(ドローン技術)

つり(釣り)

りゆーす(リユース)

すちゅわーどしっぷ・こーど(スチュワードシップ・コード)

どらいあいす(ドライアイス)

すてぃーる・ぜろ(Steel Zero)

ろーど・ぷらいしんぐ(ロード・プライシング)

ぐりーんこんしゅーまー(グリーンコンシューマー)

まんぐろーぶ(マングローブ)

ぶらいあん・めい(ブライアン・メイ)

いべるどろーら(イベルドローラ)

らむさーるじょうやく(ラムサール条約)

くりーんかいはつめかにずむ(クリーン開発メカニズム)

むーんしょっと(ムーンショット)

とうしょう(東証)

うき・かんき(雨季・乾季)

きんゆういにしあてぃぶ(金融イニシアティブ)

ぶらっくあうと(ブラックアウト)

とうごうほうこくしょ(統合報告書)

しょうすいりょく(小水力)

くれいまんと(クレイマント)

とうじつしじょう(当日市場)

うっどまいれーじ(ウッドマイレージ)

じぞくかのうなかいはつのためのせかいけいざいじんかいぎ(持続可能な開発のための世界経済人会議)

ぎんざけ(銀鮭)

けんちくぶつしょうえねほう(建築物省エネ法)

うし(牛)

しげんえねるぎーちょう(資源エネルギー庁)

うめたて(埋め立て)

てんねんがす(天然ガス)

すぽっとしじょう(スポット市場)

うぇーぶ(ウェーブ)

ぶるーすいそ(ブルー水素)

そうはいでんぶんり(送配電分離)

りちうむいおんでんち(リチウムイオン電池)

ちいきねつきょうきゅう(地域熱供給)

うるずら・ふぉん・であ・らいえんいいんちょう(ウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長)

うぇすてぃんぐはうす(ウェスティングハウス)

すーぱーぐりっど(スーパーグリッド)

どぼく(土木)

くらうどさーば(クラウドサーバ)

ばどわいざー(バドワイザー)

ざっかーばーぐ(ザッカーバーグ)

ぐりーんぼんど(グリーンボンド)

どうじどうりょう(同時同量)

うすいぐりーんらべる(薄いグリーンラベル)

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カーボンニュートラル、脱炭素関連の用語を、日本一わかりやすく、しかもしりとりで、毎日紹介していきます。毎日だいたい11時に公開します。

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